marieの臨死体験…♪(1)
2008年 06月 23日みなさま
再び来て下さって本当にありがとうございます!
このスキン、寒そうでしょう?
何故これにしたかと言うと、シカゴが非常に寒かったからなんです。
まだ9月だというのに、毛皮を羽織っている人も街で時々見かけた程なんですよ!(*0*)
marieのパスポートのこのページ
に、SII MARTINと黒いボールペンでサインされた場所・・・、
それが、marieがデトロイト空港で入国審査に引っ掛かってしまった時のものなんです。
別室に連れて行かれて、スーツケースから鞄の中身まで全て調べられて、
理由は、”頻繁に日本とU.Sを行き来しているから、(怪しい?)”
そんな”怪しい”人物に見られた事は、初めて(多分)だったので、(笑)marieは終始キョットーンとしていましたが、^^;;
今から考えると、その別室でのやり取りは、ちょっと可笑しいんです。
こんな感じ・・・。
「これは、何なんだ!?一体何の取引のスタンプなんだ!?」
「それは、夕食の買い物に行ったスーパーのスタンプカードです。
レジで袋を貰わなければ、1個押してもらえるんです。」
「袋を貰わなくて、お前はどうやって買ったものを家まで持ち運べるのだ!?」
「買い物に行く時にはいつも”マイバッグ”を持って行くんです。」
「じゃあ、“この日”だけはどうして2個押してあるんだ!」
「その日は、雨が降っていたんです。雨の日は、スタンプが2個にサービスされるんです。」
「だけど、そもそもお前の機内に持ち込んだバッグの中に、どうしてこんなモノが入っているんだ!?」
「空港に出向く直前まで、私はいつも食事の支度をして来るからです。日本には、娘がいますので。私がいない間の何食分も作って、冷蔵庫の中に入れて来るんです。」
・・・こんな感じの問答が、何時間も続いたんですよ・・・。
その間にデトロイトからシカゴまでの便が、どんどんと出てしまい、とうとう最終便を残すのみ・・・となった頃、
そのmarieと問答していたMartinという審査官の上司のような人が入ってこられて、
marieに一言、
「キミは小さい頃から音楽をしていたのかね?」
と、尋ねられたんです。
「はい!中学生の頃はブラスバンド部でサックスを担当していました。」
と、答えたら、
そのお偉いさんのような方が、
「Martin、彼女は何も問題ないよ。シカゴに行かせてやりなさい。」
と・・・(^^???
何だか今でも訳が分からないのですが・・・。
でも、後で色んな方から伺ったのですが、デトロイト空港で入国審査に引っ掛かった日本人の方、多いみたいですね…。
別室から出て来た時、私は(日本に帰されず無事シカゴに行けるとホッとして)泣いていたので、
空港内の人が心配して寄って来てくれて、
「大丈夫?どうしたの?迷子になったの?」
と、荷物を持って下さって、見知らぬ人がたくさん集まって下さり、大勢の方に見送られながらシカゴ行きの最終便にやっと乗れたmarieだったのでした・・・。
デトロイト空港での、嫌な思い出といい思い出です。(笑)
その後、シカゴで倒れるんですけれど・・・。
続きはまた、書きますね。
今日もここに来て下さって本当にありがとうございました。
感謝しています…
Kanafu Marie
(スーパーのスタンプカードは海外に持って行かないようにしましょう。)(^^)/