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∮ Performer,Singer & Songwriter,Kanafu Marie(カナフ マリエ)のブログです♪

by kanamarie

花束のひと (7) セレナーデ…♪




みなさま

こんにちは!
今日もここに来て下さって本当にありがとうございます。

これ、先日marieが娘に買って持って行ったケーキなのですが・・・

花束のひと (7) セレナーデ…♪_d0031078_9501260.jpg


・・・こんな感じで冷蔵庫の中に放置されていたのを発見しました…。^^;;;
ここから先は、食べられないみたいです・・・


「食べたら、可哀想〜 (泣)」って…、、、。orz






新しい1週間が始まりましたね!

ちょっと、、いえ・・・かなり焦っている^^;;marieです・・・、、

(何に焦るか・・・って、CD制作しかありませんよね・・・。)


それと、5月に立てていた予定とMr.David T. Walkerの来日が重なってしまい・・・スケジュール調整にも焦りまくります。(地元大阪ブルーノートに行けるのか・・・かなり微妙なのです・・・。泣)


予定ではその日は別の場所に行っている筈なのですが、取りあえず名古屋も大阪もチケットは押さえます。


Mr.David T.には、ロスでは本当にお世話になりました…。
marieは、氏に、はかり知れないご恩があります。

どんなことをしてでも、liveには足を運びたいのです。

もちろん、liveは”ご恩があるから”ではなく、”行きたい、聴きたい”から行くのですが・・・♪





(それから、最近ここに初めて来てくださった方から”David T.との関連記事はどこにあるのですか?”というご質問を時々頂きますので、このブログの左の方にリンクしました。クリックして読んでみて下さいね。)






それでは『花束のひと』、今は U社長との出逢いの事を書いていて、最初に書いていた I 川さんやてらちゃんとは、まだ出逢っていない頃のお話ですが、marieが渋谷、宇田川町に持っていたお店のことやmarieの家族の事などをこれから書いていこうと思います。

読んで下さって、本当にありがとうございます…。

(”過去の事には興味はないです”という方が(もし)いらっしゃいましたら、どうかスルーして下さいネ 笑 )




花束のひと (7) セレナーデ…♪_d0031078_1111474.gif





U社長は、初めて東京に出て来たmarieの家族 (父、母、弟)を、本当にこの上なく、優しく温かな雰囲気で迎えて下さいました…。(涙)


1時間くらい、すき焼きのお鍋を囲みながら父や母とお話をされた後、


「じゃ、僕はこの辺で失礼するよ。後は家族水いらずでゆっくりとお話でもしなさい。いつも働いてばかりなんだから、今日くらいはお父さんやお母さんに甘えさせてもらうといいよ。」


と、社長は笑顔で私に優しく言って下さいました。
(本当に、お声も話し方も、ものすごく柔らかくて優しさで包まれているような感じなんです…)

きっと最初からそういうお計らいで…お座敷の個室があるお店を用意して下さったのでしょうね・・・(涙)


その時にmarieが、社長に頂いた交通費?の50万円をお返ししようとしたら、

「なんだ、また自分のお金を使っちゃったのかい?ダメじゃないか〜」

って・・・


「それで後でデパートにでも寄ってお母さんとお買い物をすればいい。」



そう仰って下さり・・・



そして、







「それからこれで、どこかに家族と一緒に住めるお部屋を探しなさい。」







と、

白い包み(封筒)を渡して下さいました。そこには、












300万円、入っていたんです・・・。








(書いていても、その時の事を思い出して倒れそうになるので一旦ここまでアップしますね。またこの下に書き足して行きます。

もしかしたら、倒れているかも・・・知れませんが…^^)



↑ここまで書いて、送信ボタンを押すその前に気を失っていました…。


続きです。



U社長はにこにこ笑いながらお店をお出になられたので、私も母も、あっけにとられたまま…どうしていいか分らなくなりました。

(父だけは、とても辛そうな表情をしていましたが…)



急いで連絡し、面会をお願いしましたら、その時には、「一人で来るように。」と言われました。


会社に伺うと、そこにはいつも社長が仕事を依頼していらっしゃる弁護士の先生が同席されていました。




社長は、こう言われました。



「あなたのお父さんは、やはりもう仕事をするのは無理のようだね…。僕も見ていて少し辛かったよ…。お父さんの学歴や経歴を聞いていたから、何か会社の仕事をお願いしてみようかと思っていたんだがね…。

いや、気持ちが分るんだよ。

本当は僕がしたように、お父さんだってしたかったんだ・・・。

また、それが出来る筈の人だったんだろう・・・。



反対に、お母さんにはびっくりしたよ!(笑)

明るくて、人当たりがいい。まだ若いし…お母さんなら何か出来るかも知れないな。あなたの代わりに家を支えて行くために。

お母さんには、何か夢とか、やりたい事はないのかな?


一度家族で話し合って、今度はお母さんと一緒にここに来てもらおう。いいね?」



同席された弁護士の先生も、温かな表情で話の成り行きを見守って下さっていました。


社長の会社を出てから暫く、その弁護士の先生と歩きながらお話したのですが、

U社長は、こんな感じで、色んなところで色んな方を助けたり、慈善事業を行ったりされているのだそうです。


「あの方(U社長)を見ていると、人間、”性善説”を唱えたくなりますよ。」

と、仰っていました・・・。






父は自分が病気で働けないばかりか、前にも書きましたように以前持っていた会社(建築会社)がドルショッックの折りに倒産した時の多額の借金
(それも、人の保証人になったばっかりに浴びせられたものだったのですが…)

の返済を私が一人でやっていること、そしていくらU社長のような素晴らしい方であっても、人様に助けて頂く事が心苦しかったのだと思います・・・。



以前東京から一度帰省して、また東京に戻る時、無理をして私を駅まで私を見送ってくれて・・・


夜の暗いホームで、



「かなふ、すまん!!! 本当に本当に、すまん、すまん・・・!!!

お前がお金を送ってくれるから、パパもママも毎日暮らせるんだ・・・!!!

お前がお金をおくってくれるから・・・


一家心中せずに・・・すむ・・・・・」



・・・と、




最後は言葉を詰まらせて…オイオイと嗚咽して泣きながら私を強く抱き締めたことがありました・・・。




(すみません…。今思い出したら涙が滝のように流れて来たので…一旦ここでアップしますね…。続きはまた下に書き足して行きますね…。)






母は昔から、とてもお料理が得意な人でした。

だからいつかお好み焼き屋さんをしたい、と思っていたそうなんです。


母と二人で社長のものとを訪れた時に、

そうお話ししました。





それで、



都内で、店舗を探す事になりました。



出来れば、店舗と住居が一緒になっているような所があれば、
父も無理の無い程度に手伝えるし、
仕事をしながら、弟の面倒も見れるし…と、、。



だけど、なかなかいい物件が見つからなかったのです。


その時に、


marieが赤坂でピアノの弾き語りをしていた頃に知り合ったあるお一人の方が
(その方もmarieの恩人です。今もこのブログを読んで下さっていると思います。)


「渋谷か、六本木辺りで、上品な会員制のお店をやればいいんじゃないかな?

それだと僕も会社で利用出来るし、


たくさん連れて行きますよ。」



と言って下さったのです。



その方の会社は中目黒にあったので、地理的に渋谷や六本木辺りが利用し易いし、当時は渋谷も結構大人の街でしたから、今よりももっと落ち着いた雰囲気だったんです。



その方はこのブログにも書き込んで下さった事もある ”bun”さんという方ですが、



U社長はその”bun"さんにも会って下さり、

「僕は”bun”さんと一緒に、応援しますよ!」


・・・と言って下さいました・・・。(涙、感謝…)




そして”bun”さんのアドヴァイスを元に、渋谷で店舗を探すことになったんです。



渋谷の宇田川町、三角交番の近くにいい物件が見つかりました。



お好み焼き屋さんだと、”火”を使うでしょう?

いつもそれがネックだったんです。




だったらもうその”bun”さんが言って下さったように、そういうお店にしようかな…と、、。


スナック、とか、バーとか、会員制のクラブ?とかは



行った事もなくて、何だかよく分らなかったんですけれど…。


(田舎者の私には本当は少し抵抗があったのですが…。)



でもそこにピアノを置ければ、私も歌えるし、ちいさな形でも、ライヴが出来るかな…と、、



そんなことを思いながら、”歌を歌える”小さな店舗を見付けて、契約したのです。




お店の名前は






” セレナーデ ”







・・・marieが付けた名前です。






”セレナーデ ” と、付けた理由は、私、marieにとっての”ハジレコ”が、



(---初めて買ったレコードの事です---)



『ドリゴのセレナーデ』





だったからです…。



(小学校3年生の時に、初めて父に自分からおねだりして、買ってもらった思い出の一杯詰まった曲なんです・・・)




『ドリゴのセレナーデ(Serenade Dorigo)』(原題は『愛のセレナーデ』) はこんなメロディです…。




…長くなりました…。




今夜はこの曲を聴きながら…どうぞ心安らかにお休み下さいね・・・。





marieも、今日はいっぱい泣いてしまいました。




どこかでこれを読んで下さっている方がいらっしゃったなら・・・



本当に嬉しく思います・・・。





それらの方々に(あなたに)感謝をしながら・・・





おやすみなさい・・・♪





(marieはもう少し働きます^^)






今日も来て下さって、読んで下さり、本当にありがとうございました。


心からの感謝を込めて

marie






あ、最初に写真で出したケーキ…

「お願いだから全部食べて!!」と言って、何とか説得?したのですが・・・

完食?した後のお皿がテーブルの上に置いてありました。これです。

花束のひと (7) セレナーデ…♪_d0031078_13253912.jpg




(^^;;;





↓の記事も読んで下さいネ!

(ありがとうございます!)




”フケ”??の答えは、もう少し後にこの下に書きますネ!!!(^^)

(お休みになられる前にまた来て下さいネ…)








*答えは…


”フケ”とは・・・


牝馬(ひんば、と読みます。女の子の馬の事です^^。ちなみに男の子の馬の事は牡馬(ぼば)、と言います。)





・・・。



(何と言ったら、、いいのでしょう・・・^^?)




ちょっとトキメク季節の?ことです!



フランス語では



La Saison (ラ セゾン) (英語で言うSeasonの事ですネ)と言います!!!





・・・わ、、、分かりましたでしょうか・・・・・? ^^;;;;;?
by kanamarie | 2007-03-12 16:53 | 花束のひと