『Something Good』 ---何か良いこと---「The Sound Of Music」より
2006年 10月 30日おはようございます!
今朝もここに来て下さって、本当にありがとうございます。
以前、sarahさんのブログのある記事に TBする記事を書きます、とお伝えしたことがありました。
その後、ブログを閉じてしまったので,”必ず新しいブログで書かせて頂きます。”とお約束しましたね。(笑)
今回は、やっと、そのお約束を果たす記事を書きます。
写真があと一枚、(取っておきのもの)見付からないのですが、、(泣)
ヴェネツィア(ベニス)から列車で一旦ウィーンに出て,そこからパリに向かう途中,
私は降りる予定のなかった駅に舞い降りてしまいました。
ザルツブルグ。
あの映画、The Sound of Musicの舞台となったオーストリアの小さな街です。
(モーツアルトの生誕の街でもあります。)
『エーデルワイス』『ドレミの歌』等でもお馴染みですね♪
marieが立っているのは1936年にトラップ・ファミリー合唱団が優勝したという、ザルツブルグ音楽祭の野外会場です。
このミュージカル映画を初めて知ったのは、marieが高校生の頃。
学校の音楽の先生が、授業の時に、
「今日、テレビで『サウンド・オブ・ミュージック』が放映されるから、皆、是非見るように!」
とすすめて下さったのがきっかけでした。
それを見てから、サウンドトラックのLPを買って、毎日毎日、夢中で聴いたものです。
これは、当時のLPのジャケットです。
当時、一番好きだったのは
『My Favorite Things(わたしのお気に入り)』という曲。
修道院からトラップ家に家庭教師として派遣されたマリア(ジュリー・アンドリュース)が雷の夜、怖がる子供たちを励ますために歌うのです。
.....Raindrops on roses and whiskers on kittens...から始まって
....Silver white winter that melt into springs...に至り,
These are a few of my favorite things...と、子供たちがワクワクする様なお気に入りのものをあげ,
>悲しくなった時には
ただ、お気に入りのものを思い出すだけで
I don't feel so bad!
と言う内容です。
薔薇のお花に乗っかった雨の滴…
春へと溶け込んで行くSilver white winter...
あぁ・・・何て素敵なんでしょう!
想像するだけで、ウットリとしてしまいます(^^)
そんな風に,気分が沈んでいる時には,
自分のお気に入りの物や、大好きな人の笑顔を思い浮かべるだけで,何だかウキウキして来ますよね!
でも、今日,ここで取り上げたい歌は
この作品の中では、割と地味な存在であるかも知れない
『Something Good(何か良いこと)』という歌なんです。
マリアがトラップ大佐と恋に堕ちて、その恋が成就した時に二人でしみじみと歌う歌。
”大人の歌だなぁ”と、若い頃のmarieにとっては、
その単調でシンプルなメロディに、”退屈さ”を感じたりもしていましたが(苦笑)
不思議なことに,年齢を重ねて行くと,
こういう、シンプルで奥行きがある音楽に心を奪われたりするものなのです。
(誰か笑った? ^^;)
>”今、あなたがそこに立って、私を愛してくれている…。それは・・・・・”
”Nothing comes from nothing...nothing ever could....(無から有は生まれない)”
だから、、So somewhere in my youth
Or childhood
I must have done something . . .good.....
>”(みじめで悪い子だったとばかり思っていた)私の過去の中で、私、きっとどこかで何かいい事をしていたのだわ・・・。”
と、歌っているものです。
先日、長い間苦しんでいる娘に宛てたポストで(コメントをくださった方,メールを下さった方,ありがとうございました…)
longfeng☆さんが
”人は、与えたものを受け取るように出来ているそうです”
と、その時頂いたコメントの中に書いて下さっていました。
それを読んだときから、marieの心の中に、この歌とメロディーがずっと、鳴り響いているんです。
この歌を、静かに、ひっそりと歌うこと。
心と腕に,たくさんの傷跡を持っている娘に、光を投げかけるように,
二度と,いじめに遭っている子供を、死に追いやらない ためにも,
愛を持って、この歌を、確信を持って、歌っていきたいと思いました。
娘は今日,学校に行きました。
”辛いことや不条理なことははたくさんあるけれど,みかちゃんの回りには,愛がいっぱいだね…(涙)
きっと、幸せに、なれるんだからね!!!”
と言うと,
”うん!そうだね…。”
と、笑顔を見せてくれました。
みなさま、力を貸してくださって,本当に感謝します。
”オーラの泉”で
---「辛い経験は、人に優しく出来るための魂の物語」---と美輪明宏さんが仰り、
---「そんな人には、神様は”ご褒美”のように,ちゃんとあなたを愛してくれる恋人を準備されていて、時期が来たら必ずめぐり逢わせて下さいます」---
と、江原啓之さんが笑顔で語っておられました。
神様はちゃんと、見ておられますよね…。
longfengさん☆が教えて下さったように、与えたものを、きっと何倍にもして,また、与えて下さることでしょう・・・。
世の中は決して、不公平ではないはず。
信じていたいと思います・・・。
、、、、、、あ、話がそれてしまい,すみません(汗
実はこの、marieが高校の頃の音楽の牧野先生は、marieの初恋の人で、
marieの歌が収録されたLeon Wareのアルバム「A Kiss In The Sand」のCDが出来た時に,一番最初にそのアルバムを贈った方なんです。
牧野先生はその時,電話で
「君が生きているのか,元気にしてくれているのか,あの頃の君の担任や教師はみんな心配していて,今でも逢う度に君の話題が出ているんだよ。
君の書いた曲の楽譜を、僕は今でも持っているよ。
多分,君は、こんな風になるんだろうと,僕は思っていたし,君を受け持った教師もそう、思い続けて来たそうだ。
もっと,有名になって,成功しなさい。
僕は,いつでもテレビに出る準備はしているからね」
と、言って下さっていました(笑)。
牧野先生が当時の私のオリジナルの曲の楽譜まで大切に持っていて下さっているなんて…びっくりしました。
今度は早く,自分自身のCDを贈らなくては、、、ですよね!!
これは、マリアがトラップ大佐と結婚式を挙げた教会の前です。
ザルツブルグに行くと、「サウンド・オブ・ミュージック」のツアーがたくさんあって、それぞれ、バスでロケ地に案内してくれて,
最後にカフェでザッハトルテとウインナーコーヒーを飲んで締める、という感じになっています。
ザルツブルグは,高級別荘地で、物価は、非常に高いのですが、ホテルなどは観光客が多いために、色んなクラスがあり、結構リーズナブルなところも見付かります。
駅のi(インフィメーション)に行けば当日でも宿は確保出来ますし、治安もいいので安心して滞在出来る街です。
みなさまも、いつか、訪れてみて下さい。
marieは、グラスワイン一杯のみの、滞在でした。(笑)
何かちぐはぐな文章になってしまいましたが、最後はぴしっと決めなくてはなりませんね!
では、価値あるこちらの記事で! きっと、みなさまのお心にも何か響くものがあると思います^^
Climb Every Mountain
Yes,mom!!
今日も読んで下さってありがとうございました!
心からの感謝を込めて
marie
私のお気に入り(笑)→