そっと差し出される傘・・・♪
2016年 10月 25日
みなさま
いつもここに来て下さって本当にありがとうございます。
すっかり秋めいて来ましたね。人恋しいですね。(笑)
この前の土曜日、BS日テレの「小さな村の物語 イタリア」という番組でシチリア州のサンカルロという村が紹介されていました。
人口100人足らずの小さな村で、家族の役に立ちたい、残りの人生も自分が出来ることを精一杯頑張って働いていきたい、という男の人たちの日常を淡々と伝える内容でした。
その番組を締めくくる、最後の言葉が良かったんです・・・。
正確には覚えていないのですが、
”いい時ばかりではない。思い通りにならない時もある。何かをしようと外に出て、道を歩いていたら、(人生の例えです)ふと雨に降られたりする。
だけど、そんな時、誰かがそっと、傘を差し出して中に入れてくれる。
それはきっと、遠い昔に、誰かのために差し出した、自分の傘だ。”
・・・その最後のナレーションを聴いた時、涙が溢れました。
何と温かな、愛に満ちた言葉なのでしょう・・・。
時空を超えて、もしも自分が遠い昔にしたことが戻ってくるという奇跡があるなら、それは、無駄なことなど一つもないのだ、ということですよね・・・。
目には見えなくても、ちゃんと見ていてくださる存在があって、その愛によって生かされているのだなぁと感謝の気持ちで心が熱くなりました。
このブログを読んで下さっている方に、そしてきっと読んでくれている、最近再会した私の高校時代の友人に、この言葉を伝えたくなり、思わず書いてしまいました。
(彼女は自分自身癌と闘いながらも、認知症のお舅さんを、愛を込めて一生懸命お世話をしています・・・(涙))
さぁ、イタリアの(今度は私の)続きを、また次から書いて行きますね^^
また来てくださいネ!
感謝を込めて
Kanafu Marie