∮ Performer,Singer & Songwriter,Kanafu Marie(カナフ マリエ)のブログです♪

by kanamarie

カテゴリ:フリーランスの品格( 4 )




みなさま

こんばんは!
今日もここに来て下さって本当にありがとうございます。

そして、先日のポストではmarieの娘へ、美しく力強く、そして尊いメッセージを頂き、心から、心から・・・感謝をいたします・・・・・(涙)

感動で、今も胸が一杯です。


頂いたコメントやメッセージは、娘や私にとって神様からの大きな大きな贈り物…。何よりのバースデー・プレゼントになりました。
これからのみかこの人生を照らし、そして光へと導いて下さるでしょう…。



本当に、ありがとうございます・・・!!!






『花束のひと』(5)も、仕事の合間、合間に書いているのですが、ちょっとその前にふと思い出した事があるので書かせて下さい。


最近、どう言うわけか昔のことを良く思い出すんです。
そして、誰かに聞いてほしくなるのです。

『花束のひと』の I 川さんのこともそうなのですが、
思い出すのは、感謝と共に、すべていい想い出しか思い出さないのですが…。

嫌なものや暗い記憶を思い起こすことはないんです。

ただ、時間が経って
何となくほのぼのとした想い出とか、
今だから分る人の愛とか・・・

そう言った事柄を無性に思い出し、表に出したくなるんです。

決してネガティヴな話題ではないのですが、こんな私のことでも聞いて下さり読んで下さるなんて・・・本当にみなさまの広いお心に感謝の気持ちで一杯です・・・。(涙)


ありがとうございます・・・。



今日はね、こんなお話なんです・・・。

良かったら、聞いて下さいネ…。ありがとうございます・・・。





それはmarieが東京に出て間も無い頃の“出逢い”だったのですが

新宿のクラブでピアノの弾き語りをしていた時に、

ある大企業の重役の方から、

”自分の子供にピアノを教えてやってほしいんだ”

と、頼まれたことがあったんです。

その件で、いろいろお話をしていくと、

その方の奥様が、marieが通っていた大学の麓にある、大きな接骨院のお嬢様である事が分りお互い驚きました。

私もその接骨院の看板は良く見ていたので、まさか東京のこんな所でご縁があったなんて…という気持ちでした。

その方も、神戸のポートアイランドから東京に移動になられたのだそうです。


「いい大学を出ているのに、何故こんな所でピアノを弾いているんだ?」
(*注 私は中退ですが)

このセリフは、marieが東京でピアノを弾いている間に、何人の方から言われたことか数え切れないくらいです。(苦笑)


「じゃあ、ピアノだけじゃなくて、家庭教師も頼もう!君の仕事がオフの時だけでいいから。」
話はそんな風に進んで行きました。

お子さんは、小学校低学年の女の子です。”なっちゃん”といいます。


時間が自由で、破格の報酬。

その上、世田谷区の成城にあるその方のご自宅の近くに部屋まで借りて下さってお家賃まで出して下さるというのです!

夢のようでした。

これで毎月の家族への仕送りを無理なく増やす事が出来、自分の夢に向かって音楽に没頭する時間も多く取れます!!


でも、その重役さんは、その後こんなことを言われたのです。



「子供の躾もしてほしいんだ。ウチの家内はバカだから」


重役さんはそう言って、隣に座っていた部下の方に

「な?」


と、相づちを求められました。



部下の方は、”またか、、”という感じでしたが、あろうことか、一緒にへらへらと笑っているんです!!!







marieはその時、ムカッと来たんです!



だって、その頃は本当に”タイガー・レディ”で、高飛車な女でしたし、思ったことは相手が誰であれズバズバ言って生きていましたから。

(その頃は…って、、つい最近までそんな感じでしたよね…^^;;; 古くからのみなさまはよくご存知です・・・)^^;;



それで、言ってしまったんです。例の如く。








「ご自分の奥様のことをバカにするような方からお仕事を頂きたくありません!



尊敬出来ない方からお金を貰いたくありません!!




あなたは最低です!」











marieは、そう言って席を立ち、ピアノの仕事はもう終わった後だったので店を出ました。





でも考えてみると、その新宿の、marieがピアノ弾きのバイトをしているクラブは、その重役さんで持っているようなもので、彼は超得意客だったわけなんです。



店のオーナー、怒っているだろうな・・・。


もう、仕事も首を切られるかも・・・・・。




そう思いながら、その頃住んでいた新宿、上落合の小さなアパートにスタスタと帰りました。


”・・・いい話だったけど、ま、いいか!しょうがないや!!”




その次の日、お店に行く時にはちょっとヒヤッとしましたが、”クビになってもいいわ”という気持ちで覚悟して行きました。


当時は、ピアノの弾き語りをさせてくれるラウンジやバーは、かなり沢山あったのです。
次を探せばいいだけのことです。





お店のドアを開けたら、そこにはオーナー(女性)が・・・。






「かなちゃん!!!



・・・残念だけど、今日でお別れよ・・・。」










・・・やっぱり、、、。(泣)









・・・・・だけど、その後にオーナーが言ったセリフに、耳を疑ってしまったのです!!!








「折角いいピアノの弾き語りが出来る人に入ってもらえたと思っていたのに・・・、いい人はすぐにこうやって誰かに見付けられて行くものなのよ・・・」





・・・?




marieは何の事だかさっぱり分かりませんでした。



オーナーは続けます。



「T専務がね、かなちゃんのギャラを3ヶ月分払うからって・・・。ウチから引き抜きたいのですって!」





「は?」






その後、その重役さん(T専務さん)がお店に入って来られました。






「いや〜、昨日は参ったな! 

あんな風に言われたのは初めてだよ。


謝ります!! すみませんでした・・・!!!




・・・無理にとは言いません。


家内もあなたにお願いしたいと言っているから、考え直して下さい。」





-----昨日とは打って変わって、丁寧に仕事を申し込んで下さいました。


信じられない展開でした!











-----それからmarieの成城での生活が始まったのです!


T 専務が借りて下さったのは、成城のスーパー石井のある出口から桜並木を10分くらい歩いて辿り着く、テニスコート前の大きなお屋敷の離れです。

洋室に台所とお風呂が付いていました。

それまでは新宿のボロアパートで、お風呂は銭湯に通っていましたから、ものすごい変化ですね^^


そのテニスコート前のお家に着くまでは、三船敏郎さんのお屋敷とか、加山雄三さんのお屋敷の前を通り過ぎて行くんです。


桜並木が本当に美しくて、今でも成城は大好きな街です。





 T専務の奥様は、marie よりも(もちろん)年上ですが、小柄で可愛くて、そしてとても気さくな優しい奥様でした。

人がその名を聞けば、思わず後づさりするくらいの大きな会社の重役夫人なのに、全然気取った所がなくて・・・。


marieはその奥様が大好きでした。



何だか自分の本当の姉のような気がする時がありました。


何か作ったら、必ずmarieも呼んで下さるし、お買い物に行ったら必ずmarieのものも買って来て下さるし・・・(涙)



成城のような一等地に住んでいらっしゃるのに、本当に素朴で純粋な奥様でした。






ある日、marieがピアノや勉強を教えていたなっちゃんの連絡ノート(保護者と担任の教師の連絡事項を書き込むノートです)を見てみたら



奥様が書かれたこんな下りがあったんです。





---”先生、ボタン申し込んでくれますかしらん”---






---かし”らん”???








---marieは微笑ましく思いながらも、そっとそこを消して、”制服のボタンを申し込んで頂けますでしょうか”と書き直しました。




後日、それに気が付いた奥様は私を叱るどころか、



「敬語の使い方を知らないの…。教えてもらえるかな・・・」




・・・って、顔を真っ赤にして仰られたことがあったんです。




その時の奥様の恥ずかしそうな表情を思い出すと、本当に愛おしくて・・・今も涙が出ます・・・。






その想い出の他に、是非みなさまに聞いて頂きたいエピソードがあるんです!!!



それは、”なっちゃん”のアトピー症皮膚炎に関しての不思議な治癒力のお話なんです!





この続きは次のポストで書きますね!


今夜もここに来て下さって、本当に、ありがとうございました・・・(涙)







こころからの、感謝を込めて

marie




おやすみなさい・・・♪素敵な夢を・・・^^
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by kanamarie | 2007-02-27 00:46 | フリーランスの品格 | Trackback(1) | Comments(2)

みなさま

おはようございます!

今日もここに来て下さって本当にありがとうございます!



色んなことがあったmarieのアナウンサー& ライター時代ですが、
この『フリーランスの品格』のその1 の時も、その2 の時も、
いつも大先輩として優しく的確にmarieを指導して下さった方がいました。

このブログも、時々見て下さっているはずなのですが、最近はどうしていらっしゃるのかな?


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元テレビ朝日アナウンス部長の、山崎正さんです。


山崎さんと初めてお会いした時、(記者クラブで・・だったかな?)
山崎さんは、オリンピック中継や各競技の世界選手権などで世界中を回っておられました。

その1に登場したジュンコさんも、テレビ朝日の BS等の番組を持っていましたから、山崎さんはジュンコさんの上司でもあったわけです。

記者クラブでも,殆どの人達が山崎さんに敬意を払っておられました。
(みんな、ペコペコしていました^^;;;)

TV業界人、アナウンサー、あらゆる者にとって”憧れの人”という感じでした。

私も、
”まぁ!山崎さんですよね!いつも『大相撲ダイジェスト』見ています!!”
と、ご挨拶をしましたが、

marieは、たくさんの人からスター扱いされている人や、”大物”と呼ばれている方ほど、普通に(失礼の無いようにですが)お話ししてしまうところがあるんです。

それも不器用のうちなのかも知れませんが…。(笑)

その時も、ちょうどバレンタインだったので、

”あ、これ、良かったらどうぞ”

と言って、私は、パチンコの余り玉で交換したナンバーワン(No.1)チョコレートをバッグから取り出して、山崎さんに差し出しました。

”え?  これ???”

”はい^^ 今日はバレンタインデーですし。”

”え? これって・・・?

普通はラッピングとかリボンをかけてして、渡すんじゃないの?

それにこれ、もう何本か食べた後じゃない。”


山崎さんはちょっと唖然とされていましたが、


”ええ^^ でもそのチョコレート,1万円もするチョコレートなんですよ!”


と、私は答えました。

”え?これが??  どうして???”

”だって、そのチョコレート貰うのに,私、パチンコで1万円くらいスっちゃったんですから!"
(これは冗談ですよ^^;;;)



すると山崎さんは、


”ハハハハハハハハハ、ハハハハハハハハ・・・!!! 君って可笑しいねぇ〜ハハハハハ!!!”

と、”シュール”な(笑)笑い声を上げました。(^^;;;


フリーランスの強み?もあってそれがきっかけで、普通では対等にお話が出来ないはずの山崎さんと、とても自然な感じで( 強引? 笑) 接することが出来るようになったんです。



山崎さんは,marieにとっては、何故か、いつも”シュール”な感じがする人でした。

笑っているけれど、お腹の底から笑っていないような・・・。
いつもポーカーフェイスで,感情を余りむき出しにされない方なんです。

marie(当時の)とは全く正反対のタイプですね。^^


例えば,
山崎さんがベルリンから帰国された時にも,


”山崎さん,ベルリンは如何でしたか?”

と伺った時、こんな返事が戻って来たんです。



”ベルリン? あぁ・・・最高だったよ!!!

静かでさ,

な〜んにも無くて・・・

・・・もう、


死にたくなっちゃったよ・・・・・。



ハハハハハハハハ・・・”





---と言う感じ(^^;;;?




ね?シュールでしょう?(笑)
(わけが分かりませんよね^^;;;;)



でも、山崎さんは本当に素晴らしい方なんです。
marieも今までの人生の中で、何度励まされ、支えられて来たことでしょう・・・。




その1の続きなのですが、全国の競馬場の取材は殆どがジュンコさんがやることになってしまったのですが,


それでも、私に依頼したい、と言って下さった競馬場があったんです。

3場だけ・・・。(涙)


でも、数的にあまりにもアンバランスなので、もうこの仕事を断ろうか、と思ったんです。
ジュンコさんが一人で全国を縦断した方が,スマートな企画になるんじゃないかな、、、と思って・・・。

・・・というのは、口実で,やはり、自分のプライドが、どこかで許せなかったのでしょうね・・・。


企画を降りようかどうか、迷っていた時に,



”快く引き受けて、やりなさい。

書けば分るよ。
書いて勝負するしかないじゃない。

かなちゃんの文章は,かなちゃんでしか書けないものなんだから”


・・・そう言って下さったのが,山崎さんでした。


”ちゃんと見てる人は見てるし,読む人は読んでいるんだからさ。

僕だってそうだし。”




・・・そのお言葉は,今も尚marieの胸に焼き付いています。




ジュンコさんには、ひとつだけ譲れないものがありました。

それは、競馬や馬を愛する気持ちと、尊敬する気持ちです。


だから、私は、与えられた枠の中で、私なりの仕事をしようと、何とか気持ちを立て直しました。


ジュンコさんには何も言いませんでしたし,それまでと同じように接しました。
二人揃う仕事の時にも笑顔で接していましたから,周囲の人には、”仲のいい者同士”に見えていたかも知れません(苦笑)。

北海道や関西,四国,時には海外の競馬場へ取材にと、華やかに活躍する彼女とは対照的に、marieには、その忙しい彼女が出来なくなった仕事や彼女のピンチヒッターとして、代用に宛てがわれるような日々が続きました。

かなり屈辱的でしたが・・・。


栃木の足利競馬場も、そんな中,marieが伺った取材先です。


当時、足利には女性ジョッキーがいらっしゃいました。

その方の記事を書くべく、お会いした所、

お会いしてすぐに、渡したmarieの名刺を、目の前でビリビリと破られてしまったことがあったんです!(長野県の前田中知事も、こんなことをされていらっしゃいましたね^^;;;)


”このレースの合間の忙しい最中に! 取材って,一体、何ですか!?”


女性ジョッキーは、不愉快極まりない、という様子で怒り出してしまわれました。


それを見ていた、競馬場長や広報担当者の方々は、唖然として、そして私をフォローしようと顔を真っ青にして少し震えておられました。

(ものすごい緊張の一瞬でした・・・)

静まり返ったインタビュールームを、彼女はさっさと出て行ってしまわれ、


”す、、、す、、、、

すみません!!!すみません!!!”


・・・と、周囲の方々が慌てながら、(震えながら^^;;;)
私に駆け寄って来られましたが、


marieは、


”すごい!!!さすがです!!!!!

私、この競馬場に来させて頂いて、本当に良かったです!!!”


と、その場で飛び上がって喜んでしまったんです。




今から思えば、ちょっとmarieは、おかしい?ですね(^^;;;

だけど私は、男社会の中で荒波に揉まれながらも、自分は女性だけれども,でも騎手になりたいんだという夢を貫き、そして改革しつつある人だからこそ、ああでなければいけないんだ!と
いう思いで,

ものすごく鮮やかで、

美しいものに触れたような気がして、


かえって、爽やかな気分だったんです。


彼女には、marieは少しチャラチャラしたその辺の”お姉さん”に見えたのかも知れませんが、
私も、”同士”のような気がしたんです。

拍手を送りたい気持ちでした。



---その夜,足利市のちいさな旅館で、夢中で(徹夜で)原稿を仕上げて、
その次の日の夕方に、その原稿を東京の出版社に届けました。


翌月、そのmarieの記事は、掲載されました。



---『夢と蹄鉄の至近距離』---



そんなタイトルで。




その記事については、各方面で反応があり、多くの方からお声を寄せて頂く事が出来て、
marieにとって、

”私はこれでいいんだ”
という確かな手応えとなりましたが、
でも、もうその手応えを得る以前に,とても幸せな気分でしたし,満足している自分がいました。


そんな中で,
頂いたファンレターの中に、”あれ?”と思うものを見付けたんです。

差出人の名前が、ジュンコさんと同姓同名のものだったんです。

ジュンコさんの姓は、少し珍しいので、もしや、、と思ったのですが,やっぱりそれは、ジュンコさんからのものでした!


---”かなちゃん、読みました。
かなちゃんの文章は,やっぱり素敵!!
それを伝えたくなって、手紙を書きました”---


・・・?
そんな感じのことが書かれていました。

marieは、少し、、いえ、、かなり驚きました。
思わず、


”アレとアレと、あのエビのカクテルがたべたぁ〜い♡”

と言った時のジュンコさんの顔と声が目に浮かんだものです(^^;;;


でも、素直に受け止めようと思い,

”ありがとう!私こそ,ジュンコさんのお蔭で足利に行く事が出来て感謝しています。”

とお返事を書きました。


それから、何日か経って、

”かなちゃん、話がしたいの。時間ある?”

と、電話がありました。ジュンコさんからです。(笑)



また待たされるのかな?(^^;; と思いながら、待ち合わせの場所に出向いたら、もうそこに、ジュンコさんは(今度は本当に)来ていました。


ちょっと、浮かない顔をしていました。

淋しそうな表情をしていました。
(元々、そういうお顔立ちなのですが^^;;;)


話を聞いてみると、それは、恋愛と仕事の悩みでした。


”広告代理店に勤める彼(アナウンサー、タレントと広告代理店の営業マン、良くあるパターンです^^)

と、上手くいっていないの。

彼は、怒っているみたいなのよ…。”


・・・と呟くジュンコさん。

”喧嘩したの?”とmarieが聞くと、そうではないらしいのです。でも、


”付き合いが長くて、、、離れていても、もう”夫婦”みたいなものなのよ・・・。だから分るの。”

・・・と、何だか微妙な状態なのだそうです。


”それに・・そういう彼がいることをH木さんに話すことが出来なくて・・・”

と、彼女は続けました。



H木さん、というのは、その当時の関東の競馬記者クラブのドンです。

ジュンコさんは、H木さんに認められて、たくさんの競馬関係の仕事をするようになったのです。


marieはというと、そのH木、という人は(当時のmarieに戻って言うならば)何かすごく胡散臭くて、嫌な感じのする人で,
もう、どんなことがあっても,そのH木という人に媚びたり世話になったりするのは嫌だ!と(^^;;;思っていたんです。

記者クラブのH木さんの下に付いている人達には、随分可愛がって頂いたし,和気あいあいとお仕事も一緒にしていましたが。


その辺の所が、marieの世渡りが(も)不器用なところでした。

ある日、夕刊ゲンダイの記事を一任されて、張り切って書いたのに,何と私が取材して書いた記事なのに、ライター名が男性の名前にすり変えられていたということがあったのですが、

H木、という人の一声で、成せられた業だったのです。

”くやしい!あんなに一生懸命あなたが書いたのに!!!”

とmarieの母が泣くくらい,自分になびいて来ない私への手痛い仕打ちでした。



・・・ジュンコさんは、そのmarieが嫌いで仕方がなかった(^^;;;H木さんのお気に入りで、仕事もたくさんもらっていましたが、

その、広告代理店の彼と実は結婚を考えているということを、H木さんに打ち明けたいけれど、なかなか切り出せなくて悩んでいるようでした。


”そうか・・・そうだったのか・・・”

marieは、何となく、そのH木さんが可哀想に(哀れに)思えてきました。

”H木さん、ショックを受けるだろうな・・・。”

だけど、ジュンコさんの心はもうどこか、仕事よりも結婚の方に向いているような気がしました。


その時は、ただただ彼女の話を頷いて聞くことしか出来なかったように思いますが,
”本当はこんなに女らしい、奥ゆかしい人だったんだ・・・”
と、初めてジュンコさんという人を理解出来たように思えました。

幸せになってほしい・・・。

心から、そう願いました。



数ヶ月後、彼女はめでたく出雲大社で、その彼氏と結婚式を挙げることになったんです!!!


(”結婚のお祝い,何がいい?”って聞いたら、
”わたし、かなちゃんからのお祝いの電報がほしぃの〜♡”
と、言っていましたが^^;;;)


結婚の嬉しい報告をするために、marieの元に駆けつけてくれた時、

”おめでとう!!!ジュンコさん!!!良かったね!!!”

と、私たちは日比谷の喫茶店で祝杯を交わしました。

その日はちょうど仕事があって、その謝礼として商品券を頂いた後だったので、それを全部彼女に渡しました。

”これで、何か買ってね^^”


ジュンコさんは、その時,泣きそうになっていたんです…。本当に喜んでくれているようでした…。
それが、marieにとっても、本当に本当に、嬉しかったんです・・・。(涙)

なんだか、その日のことは、忘れられないんです。


”アレとアレとアレがたべたぁ〜い♡”

と言った時のジュンコさんの目は、死んでいたけれど,


その時のジュンコさんは、愛する人と結ばれる幸せにきらきらと輝いて、美しい澄んだ瞳に生まれ変わっているようでした・・・。










今日もここに来て下さり、最後まで読んで下さって本当にありがとうございました…。

素敵な連休をお過ごし下さいネ^^



あ、そう言えば,

私がアナウンサーやライターの仕事で、挫折しそうになった時に


“もうダメです。
私、自信が無くなりました…。”


と、marieが泣きながら電話した人がいたんです。


その人は、

”そんなことないです。
そんなこと、言わないで下さい。
そんなこと、ないです。

大丈夫です・・・”


と、電話口で一生懸命に、何度もそう、言って下さいました…。
現役の騎手をしていた人です。
(ここからリンクしている現調教師の先生です^^)



今日ももうすぐその方の厩舎の馬が出走します!
(ガンバレ〜!)
みなさまも、どうか応援して下さいネ!!!

私もちょっとだけ、応援馬券を買いに行って来ま〜す♪




感謝を込めて

marie



*『きらめく瞳』は、marieのオリジナル曲のタイトルです♪
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by kanamarie | 2007-02-11 11:16 | フリーランスの品格 | Trackback | Comments(10)

みなさま、

こんばんは!


またここに来て下さって、本当にありがとうございます。



その1の続きです^^

さて、スポンサーの名前は決して出せないのですが、



その頃、実は、marieがTVのCMのモデルに抜擢されたことがあったんです。



CMモデルなんて,自ら好んで希望した事は一度もありません。



ただそれは、



馬を引っ張っている牧場の少女が、大人になった時の(またそれも、馬を引いている時の)シチュエイションだったので、喜んでお引き受けしました。


馬が大好きでしたから!!!




それで、撮影のために,北海道の浦河に行きました。




その夜です。




そのスポンサーの広報担当者、CM制作会社のディレクター、カメラマンの方々と打ち合わせをした後に、ホテルの部屋に戻ったら、



何と!!!




小さなシングルルームなのに、もう一人の人と同室になっていたんです!



しかも、それは、男性!!!




CMのスポンサーの、広報部長・・・marieをCM出演に抜擢して下さった方だったのです!!!







”ちょっと待って下さい!!!H川さん!!!


これは一体,どういう意味なんですか!?


冗談は止めて下さい!!!



早く出て行って下さい!!!”





marieは怒りを露にしました。





H川さんは、正気で、






”ダメだ!!今夜はオレと寝るんだ!!!オレはずっとこのチャンスを待っていた!!!


絶対に、オレと寝るんだ!!!”




・・・と、




堂々と、言い放ち、ベッドカバーをめくり上げ、




”さぁ、ここにくるんだ!!!”





と、そのベッドを思いっきり叩き付けました!!!









その時,marieは大声でこう言ったのです。











”そういうことをしないと、お仕事が頂けないのでしたら、




もう結構です!!!









帰らせていただきます!!!











”この夜の浦河から、どうやって帰るというんだ!!!帰れるものか!!!





お前は今夜は、オレと寝るんだ!!!






オレと寝ろ!!!”











そう自信たっぷりに言い続けるH川を(呼び捨て..思い出しただけでも、腹が立って来ました!)




振り払い,




marieは、取る物も取りあえずホテルの部屋を出て、そしてホテルを出ました。




そこから、どうやって札幌に辿り着いたのかは、覚えていないんです・・・。








札幌には、一人だけ頼れる人がいました。


電話をして,助けを求め、JRの札幌駅でひたすら、その人を待ちました。



井上さんという、紳士です。

井上さんは、長い間渋谷のNHKに勤めておられた、技術系の方です。




札幌駅で、2時間くらい待ったでしょうか・・・。

井上さんが来て下さり,ただただ、泣いてしまいました。




井上さんは、



”大変だったな。よくここまで来た・・・”




・・・と、井上さんの行きつけの、すすき野の炉端焼き屋さんにmarieを連れて行って下さいました。






井上さんは、熱燗を私に勧めて下さり、



”お腹が空いただろう・・・”



と、北海道の海の幸をたくさんとってくださり、静かにぽつり,ぽつり、、と話されました・・・。





”もう仕事は結構です、と言ったのか・・・?”



”はい”





”・・・言ったのか・・・。




言って、しまったのか・・・。”






井上さんは,頷きながら熱燗を、静かに飲んで、





marieの方を向き、















---”君らしいね。”











と、初めて微笑んで下さいました・・・。










それからまた暫く沈黙が続き、



marieはバツが悪くて・・・言葉も無く・・・、


ただ黙々とお魚を食べていました。






すると突然井上さんが、








”こんなに魚をきれいに食う人を、見た事が無いよ。”




と言い、






”マスター、見てやってくれ!!!ほら、見事だろう!!!”



と、お店のマスターを呼びました。





”素晴らしい!!!”





そのお店のマスターは、marieが食べた後のハタハタを、他のお客さんに見せてまわりました。













---”君らしいな。”












井上さんは、またそう言い、今度は










ハッハッハ!!!











・・・と、嬉しそうに声を立てて笑いました。














・・・marieも、初めて笑いました。















フリーランスの品格。

もう少し続きます。





また、読んで下さいネ^^



今夜もここに来て下さって,本当にありがとうございました!!!



感謝を込めて

marie
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by kanamarie | 2007-02-08 22:26 | フリーランスの品格 | Trackback(1) | Comments(13)



みなさま

おはようございます!

今日もここに来て下さり、本当にありがとうございます。




シンガーソングライターをやりながら(音楽だけでは食べていけなかった昔は)フリーランスのアナウンサーやライターなどの仕事をさせて頂いていたmarieですが、

競馬関係のアナウンサー&ライターをやっていた時の、こんなエピソードをふと思い出したので書いてみようと思います。

世渡り不器用なmarieが学んだ、

鮮やかな『売り込み術』、どうか参考?になさって下さい(笑)




その女性はジュンコさんといって、(書籍などが残っているため,上のお名前は伏せますね^^)当時、marieと結構仕事を競い合っていた…ちょっとしたライバル的な存在でした。

彼女の本職はアナウンサーで、私は、音楽が昔も今も本職なので、
根本的に、違うのですけれど,それでも仕事は仕事。

好きな競馬(馬が好きでしたから)関係の仕事なら尚更、真剣に取り組んでいました。

ある時,

東京の大きなホテルでパーティーがあり、
競馬関係のお偉いさんがたくさん来られるので、
”君も来るように”
と、出版社の上の方が私も招待して下さり、出席したのです。

もちろん、ジュンコさんも招待されて来ていましたし,
他の有名なアナウンサーの方も来られていました。


その時に,出版社の方で、全国の競馬場を私とジュンコさんでランダムに取材して回る,という
企画があったんです。
私か,ジュンコさんか,どちらがどの競馬場に行くのかは未定で、主催者に決定権があり,
その主催者(全国の各々の競馬場長や広報担当者さん)も招待されているとのことでした。


立食パーティーでした。

様々な方のスピーチが終わり、やっと自由に動けるようになった時に、


ジュンコさんが、marieのところに来てくれたんです!!




”かなちゃ〜ん!探したのよぉ〜!”

”え?ホントに!? ごめんね、ありがとう〜(涙)”

”ねぇ、かなちゃん時間ある???”

”ええ!あるわよ!!”

”ちょっと一緒に話さない?”

”きゃぁ!ホント?嬉しいわ!!”

”じゃぁ、ちょっと、待ってて,ネ?いい?”

”うん!いいわよ!!”



”あ、そうだかなちゃん、私ね、あの端っこのテーブルに並んでいる、アレと、アレと、あのエビのカクテルが食べたぁ〜い!! ね、かなちゃん、取っておいて、おねが〜い!!!

それからあの辺で待ってて、ネ!!”



”うん!分ったわ(笑)アレとアレとあのシュリンプカクテルね!オッケー^^V”





それで、marieはそのジュンコさんが

”食べたぁ〜い・・・♡”


と言った品々を,お皿にルンルン言いながら取り分けていました♪



嬉しかったんです。


だって、ジュンコさんは、いつもクールで、無口,仕事以外は割と無表情な彼女でした。

どこか冷たい印象もあったのです。

今まで余り,口を利いてくれなかった彼女が、私に心を開いてくれている…そう思うと,心が弾みました。




ジュンコさんの好物?を揃えて、

”あの辺で待ってて”と言われた、会場の隅で、marieはひたすらジュンコさんを待ちました。


”おかしいなぁ・・・。。お手洗い、長いなぁ・・・。(トイレに行っていると思っていたんです^^;;)

人が多いから、気分でも悪くなったのかしら・・・”



時間は刻々と過ぎて行きました。





と、その時、



ジュンコさんが食べる(筈の)エビのカクテルやローストビーフなどのお皿やグラスやお箸を持って、私がぼーっと立ち尽くしていたのを、出版社の人が見付けて




”キミ!!!こんな所で,何をしているんだ!!!

こんな所で,こんなものを,食ってる場合じゃないだろう!!???


こんな大事な時に!!!”




・・・・・と、大声で怒鳴られてしまったんです!





”え???


で、でも、、、あの、、、これ、、、。。。


こ、、、これ、、、ジュ、、、ジュンコさんの・・・・・”





”何を言ってるんだよ!!!


彼女を見習えよ!!!



彼女はキミがそこでそうして食べている間に、名刺を配り,挨拶をして回って,


殆どの競馬場に彼女が出向く事に決まったんだよ!!!”








”は・・・、、、?





・・・・・え?”






・・・・・そんな、、、。






marieは、呆然としてしまいました・・・。






その時,


”一本、取られちゃったなぁ!!!

まぁ、良く分かったろう!!! 仕事ってのは,あんな風にライバルから奪うものなのさ!

そうじゃなきゃ、フリーではやっていけないよ!!”






と、少し離れた所からその光景を見ていたラジオ局のディレクターがそう言って、marieの肩をポン!と叩いて行かれました。







あんな風に仕事・・・。



・・・私には、出来ないわ・・・、、。





marieは独り言を言って、そのジュンコさんに頼まれて取ってきたご馳走を、


”もったいない・・・”

と、食べ始めました。食欲なんか,無かったけれど・・・。



そしたら、その時,先輩のアナウンサーの小野寺直美さんが遅れて入って来られて、


”かなちゃん!探したのよ!!!

あ!かなちゃんが食べてるなんて!!珍しい事!!!

私、もっと取って来てあげようか?どれが食べたい?どれにする???”


って、観音様のように澄んだ瞳で、カナリアのように澄んだ声で言って下さったのを覚えています。

優しく、嘘の無い清らかな人,直美さんはいつもキラキラ輝いていました。

ホッとして、泣けて来ました・・・(涙)


直美さんもまた,人を押しのけてなど世を渡っては決して行けない、そんな不器用な人でした。

そしてチャンスや、楽しみを後輩にも必ず分け与えるような人でした。










その後,暫くしてジュンコさんが、やっとmarieのところにやって来てくれました。


そして、



”かなちゃん、ごめんなさぁい・・・。私、山口瞳先生がどうしても…って、仰るから、断れなくって、、、これからお食事に行ってくるわね!!!


ごめんネ!!!    あ!そうだ!!!これ、良かったら使って!!!”





と、marieにタクシーチケットを渡してくれました。





”ありがとう・・・”





marieは、直美さんともう一人のテレビ東京のアナウンサーの女の子と3人でパーティー会場を後にしました。


そしてホテルのラウンジで,直美さんと後輩のアナウンサーの女の子はケーキセットを頼みました。



”かなちゃんはケーキは何にする?あ、吐血した後だったわね!ケーキなんか,食べたらダメかしら?”


直美さんが心配して尋ねてくれます。



”直美さん,ケーキなんか食べられないですよ。”



”そうよね・・・、、。ごめんなさい、、。じゃぁ、ホットミルクにする?”



marieは空かさず、




”ジントニックお願いします^^”




・・・と、お店の人に言いました^^

(直美さん,冷や汗の図、、、)





ジュンコさんにもらったタクシーチケットは,その後,中央林間まで帰る直美さんにあげて、私は,電車で上野毛まで帰りました。






その日の教訓は、吐血後の胃に染み込むジントニックのように、痛くて辛いものでした(笑)

5杯飲んだけど^^;;;








今日も読んで下さってありがとうございました!


心からの感謝を込めて

marie
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by kanamarie | 2007-02-07 05:51 | フリーランスの品格 | Trackback | Comments(6)