15年間ありがとう。--神様はちゃんと見て下さっている--
2007年 09月 29日こんにちは^^
今日もここに来て下さって本当にありがとうございます!
marieとキョウコ(協子)おばさまの出逢いを読んで下さり、心から嬉しく思います…。
今日で3回目ですね…。
キョウコおばさまとの写真も最後に出しますので、どうか読んで下さいね…。
marieは娘が4歳になるまでは、娘と一緒にヨーロッパをジプシーのように転々としていました。
日本で、帰る場所が無かったからです。
ベルギーでも、イタリアでも、私や娘を本当の家族のように大切に泊めて下さるご家庭はありました。
だから…本当の事を言うと、私は日本には帰って来たくはなかった…。
でも、身体が弱く、いつどうなるか分からないような母(私)に万一のことがあったとき、娘を一人にすることは出来ません…。
それで、娘がちょうど幼稚園に入る歳になった時に、大阪に戻って来たのです。
だけど、大阪での生活は娘と共に日本を離れる前と、状況は全然変化していませんでした。
ただ、定住出来る場所があり、毎月暮らして行けるだけでも有り難かったですが。
キョウコおばさまとめぐり逢ったのは、ちょうどその直後だったんです。
1ヶ月前に、私が大阪を離れる時、自分が持って出られるものは、何もありませんでした。
本当に小さなキャリーケースに僅かな着替えとCDや楽譜、そして娘からの手紙、
そんな宝物を詰めて横浜に旅立ちました。
もう一つ、”これだけは私に渡してほしい”と懇願したものは、娘の写真です。
小さな頃から撮り続けて来た娘の写真・・・。
いつもいつも、二人で暮らして来ました。
段ボール箱一杯のその写真を見て行くと、
”キョウコおばあちゃん”と一緒に、とてもとても幸せそうな顔をしたみかちゃん(娘)の写真が、いっぱい、いっぱい、出て来ました・・・。
キョウコおばさまにポケモンの映画を観に連れて行って頂いて、その後、大きなぬいぐるみを買って頂き、嬉しそうにそれを抱っこしている写真、
エキスポランドでキョウコおばさまと一緒にアラレちゃんと手をつないでいる写真、
キョウコおばさまのお孫さんと一緒にホテルに一泊した時の写真、
そして一緒に浴衣祭りで、わたあめを食べている写真、、、。
娘だけでなく、もちろんmarieの事も、本当に気遣い、愛して下さいました・・・。
marieの作品がリオン・ウェアのアルバム『A Kiss In The Sand』に収録された時、そのCDを2枚おばさまに送ったのですが、
その時、おばさまは本当に喜んで下さいました。
(飛び上がるくらい、喜んで下さいました・・・涙)
そして、marieに逢った時に、
「CDは、ちゃんと売らなきゃダメよ。貴女が苦労して作って来たんだから。」
と、”CD代です”と、書かれたのし袋を渡して下さいました…。
その、のし袋には、
”本当におめでとう!良く頑張りました!!!おめでとう!!!”
と、書かれていました。(涙)
そしてその中には・・・お送りしたCD2枚の正規の代金の50倍以上の金額が入っていました・・・。
”キョウコおばさま…どうしていらっしゃるのだろう…。逢いたい…”
と、思っていた矢先、しかも、私が大阪に一時だけ戻って来ていた時に電話があったのです!!!
私も娘も、本当に驚きました…。
何と言うタイミングなのでしょう・・・!!!まるで神様が知らせて下さったみたいです!!!(涙)
「かなふさん、元気にしてはる・・・?」
「はい!(涙)元気です、元気です!!!(涙)
お逢いしたいと思っていた所だったんです!!!」
私は感激の余り、言葉が出て来ないくらいでした。
嬉しくて嬉しくて…。涙が溢れました。
「この9月で、やっと、長い間おばさまにもご心配をお掛けしていた事からきちんと”独立”出来ることになったんです!!!」
marieは、お逢い出来なかった間に起きた全ての事について少しづつお話して行きました。
、このブログで知り合えた方の事も、ライヴの事も・・・お話ししていきました・・・。
キョウコおばさまは、
「かなふさん、それ、ホントなの…?」
と、最初は驚かれていましたが・・・
「本当に嬉しい・・・。私、感慨無量やわ・・・」
と、泣いていらっしゃいました・・・。
「あなたの人生は、もう、本当に…、
私が電話をする度に、
上がったり、下がったり・・・
これでやっと、ようやく落ち着いて、穏やかに・・・本当の幸せを手にすることが出来たんやねぇ・・・
あぁ・・・長かった・・・。
本当に嬉しいわ・・・。かなふさん、本当に良かった・・・」
そう言って、キョウコおばさまは、しみじみと・・・祝福して下さいました・・・。(涙)
26日にお逢いした時に頂いたものです…(涙)
写真は、まだ娘が低学年だった頃…。MBSの”お話会”に連れて行って下さった時のものです…。
娘が持っているドラえもんも、娘が来ているミニーちゃんの服も、キョウコおばさまが買って下さったもの・・・(涙)
marieの15年間の歴史の中の、一番苦しかった10年を支え続けて下さったキョウコおばさま・・・。
家族に縁が薄く、親戚も無く、パートナーもいなかったのに・・・
キョウコおばさまと写っている写真はどれも、
母親の愛に満たされた、(少し)誇り高い顔で写っているmarieです・・・。
キョウコおばさまとの関係を知るmarieの友人に、こんな風に言われたことがあります。
「私たちには家族がいて、実家もあるし、帰れる場所はある。逢いたい時に親に逢い、子供を預けることも出来る。主人がいて仲良く話しも出来るし、夫婦で協力し合って子育てが出来る。
でも、かなちゃんはそうじゃない。本当に辛いし苦しいと思う。私たちだったら絶対に耐えられない。
だけど、かなちゃんには”キョウコおばさま”のような人がいる。そんなすごい人と出会っている。
私たちには無いものを、かなちゃんは持っている。
そんな素晴らしい人と出逢いたくても、殆どの人は出逢えるわけがないのよ。」
-----本当に、その通りですね・・・(涙)
私は何と、恵まれていることでしょう・・・。本当に、感謝でいっぱいです・・・。
きっと、神様は、ちゃんと見て下さっているんですよね・・・。
キョウコおばさまや、みなさまとめぐり逢わせてくれたこの15年間に、心から感謝します・・・†
キョウコおばさまと…。2年振りなので、甘えて来ました(笑)
みなさま、読んで下さって本当にありがとうございました…(涙)
これからは“さらに”頑張りますので、どうぞよろしくお願い致します。
心からの感謝を込めて
Kanafu Marie