音楽は感謝で生まれるもの…♪
2012年 08月 07日7月26日に開催したディナーショーの事に付いて、書いていきますね^^
5月の、23日の事です。
大阪の繁華街、十三(じゅうそう)の駅の東口の改札を出て、商店街を少し真っ直ぐ歩き、左に曲がったところに、
望郷酒場・「彩」 というお店があります。
そこのママ、上川清美さんは演歌歌手でいらっしゃって、マスターは、東京の大手(W)プロダクションに長い間在籍されマネジメントを担ってこられた、その筋ではもの凄い経歴の持ち主なのだそうです。
いつも、私の事を思い遣って応援して下さっている松原様と言う方に、そのお店に連れて行って頂きました。
お人形さんのように美しいママさん、そして、めちゃくちゃ強面で、無愛想な(失礼!^^;)マスター。
ご挨拶をしても、マスターは隅の方に座ったまま、私には目もくれない(笑)感じでした。
「最近の若いヤツは歌っている姿を見ているだけで腹が立つ。ちょっと歌えるからって、自分はこんなに歌えるんだ、聴かせてやっているんだって、上から目線になっているんだ。」
と、おっしゃいました。
マスターがWプロ出身なので、私が大学を中退して上京した時に、一番最初にお世話になったK條プロデューサーの事は、きっとご存知でいらっしゃるだろう、と、
「私は昔、K條さんの事務所にいたんです。その事務所は以前アグネス・チャンさんの事務所だったから、Wプロからお借りして出した事務所だったんですね。」
って、お話ししてみました。
(以前にも少し書きましたが、K條さんは、西城秀樹さんや川島なお美さんを発掘し育てた方です。)
そのお話をしたら、マスターが驚かれて、
「え!?あなた、そんなに前から音楽やっていたの?今、いったい何歳なの!?」
って…(^^;;;
(本当はもっともっとその前から音楽をやっていましたが…^^;;)
それから、徐々にマスターがお話をして下さるようになって、
時々笑顔も、見せて下さるようになりました…。嬉しかったです。
途中、ママさんが「Marieさんも歌って!ここに来たら、歌わなくてはダメよ!」
って、仰ったので、何を歌おうか迷ったのですが、お客様が演歌がお好きな方が多かったので、
森昌子さんの「孤愁人」(こしゅうびと)をマイクレスで歌いました。
そこのお店には、ステージがあるんです。
歌い終わった時、その強面の無愛想なマスターが、初めて椅子から立ち上がって、拍手をして下さいました・・・!!!!!
嬉しかったです…ビックリしました…。(涙)
その日、マスターが最後に私に言って下さったお言葉が、もの凄く心に響くものでした。
こう、おっしゃったんです。そのまま書きます。
「あなたは、長い間、音楽を続けて生きてきたね。
それだけで、私には分かるよ。何も言わなくても、全ての事がね。それだけで十分だ。
今もこうやって続けていらっしゃる。
頑張りなさい。
どんなに大変でも、決してそれを表に出してはいけない。
いつもニコニコ輝いていなさい。
それがあなたの使命だ。
そして、たとえどんな状況であっても、
活動を続けなさい。
それが一番大事。
あなたが歌うところを、ファンの人は見たいのだから。」
マスターのこのお言葉で、私は、ライヴを開催する事を決めたのです。
そして翌日、今回のディナーショーでもバンマスを務めて下さった、ジャズピアニストの河原しのぶさんに、早速連絡を取り逢いに行ったのです-----
続きもまた、読んでみて下さいネ!
心からの感謝と共に
Kanafu Marie