ただ、ひたすらに。スターオーからのメッセージ。
2011年 05月 12日今日は、私が愛して止まない、
サクラスターオーが、天国の母のもとへ旅立った日です。
あれから、何年経ったのでしょうか・・・。
スターオーが競走中に骨折して、闘病生活を続けていた頃、私はパリに住んでいました。
以前、ここでも書きましたが、スターオーが亡くなったことを、私の周囲の人達は決して私に伝えませんでした。
だけど、この日、
何も知らなかったのに、、私はパリで具合が悪くなって、そして、私の側で、スターオーがスヤスヤと、眠っている夢を見たんです。。
上に貼ったYoutubeの曲は、marieがアースの中で、一番好きな作品。
この曲をバックに流して、スターオーへのメッセージをテープに録音して、パリから美穂の平井厩舎にエアメールで送りました。
平井先生は、スターオーの出棺の時に、そのテープを流して下さったそうです・・・(涙)
皐月賞後に骨折し、7ヶ月と言う長い休養を余儀なくされて、
殆どぶっつけ本番で出走した菊花賞。(3000メートル、長丁場です。)
菊花賞前、有力馬の調教、追い切りが紹介される番組で、
その、有力馬が全力で走っている姿の、その遥か彼方に、
”追い切り”でなく、汗だくになって、ボロボロになって、ただひたすら、歩いている馬がいました。
…それは、スターオーでした…。
私は、あの姿を、一生忘れることが出来ないでしょう・・・。
人も、自分も、”走りたくても走れない”状況の時が、あります。
思い切り、心のままに前へ進めたら、どんなにいいでしょうか…。思うように実行出来ない時には、
どんなに歯がゆいことでしょう…。
だけど、菊花賞を制し、優勝したのは、
その画面の遥か彼方に小さく映っていた、
走れなくとも、汗だくになって、ボロボロになって、一生懸命歩いていた、
サクラスターオーだったのです!!!
どんな時でも、今、出来ることを、精一杯やること。
それは、スターオーが、私に返してくれた、メッセージだと、思っています…。
今日も読んで下さった皆様へ、感謝を込めて
Kanafu Marie